いくらなんでも。
- G.ホルスト:組曲「惑星」より「木星」
- A.ドボルザーク:交響曲第九番「新世界より」第四楽章
- I.ストラヴィンスキー:組曲「ペトルーシュカ」
- G.ガーシュイン:パリのアメリカ人
- D.ショスタコーヴィチ:交響曲第五番「革命」第四楽章
- J.ブラームス:交響曲第二番第一楽章
- S.バーバー:弦楽のためのアダージョ
あり得ないでしょ。
要するに、指揮科の学生のトレーニング大会なんですね...上の一つを一人が指揮して(だから全部で7人)、持ち時間は一人15分。
いっさい事前練習無しでいきなり弾くわけですけど、まぁどれもが名曲アルバムクラスの超有名曲だから、少なくとも譜面上はなんの問題もない...
というのは経験を積めばこその話で、学生さんにはきついわけです。いきなりじゃぁ、ろくすっぽ弾けない。だからしょっちゅう、あっちが止まったりこっちがすっぽ抜けたりします。
それに加えて、七人の指揮者が...
勘弁してくれ
っつうくらい、ひどい。早い話、あれじゃ弾けない。不可能。ムリです。
有名なだけあって、どれもいい曲なんです、好みはあるにせよ。15分あれば、それぞれそれなりにじゅうぶん楽しめたはず、なのに...
結局は、欲求不満がたまりまくることになってしまいましたとさ。
今年の音楽活動がこれで終わるってのは、どうにも釈然としない...前夜のコンサートで終わっときゃあよかったと、後悔しきり。ま、やっちゃったものはしょうがない...
来年はもう、指揮科の学生さんに付き合うのはやめます。申し訳ないけど時間のムダだわ(^^;
...さもなきゃ、自分が指揮科の学生さんになるか、ですな(笑)