いやまぁ、おっしゃるとおりですねぇ。
オーケストラの指揮者からメール(私に、じゃなくて、全員宛のメーリングリスト)。
プロフィールにあるとおり、来月のコンサートメニューに、ラヴェルのボレロが入っております。ご存知の方はご存知の...例のあの曲。
楽譜調達の関係で*1、昨夜が初リハーサル。
やー、これがね、ぼろっぼろでねぇ...
おんなじメロディーを、いろんな楽器が引き継ぎながら繰り返し繰り返し演奏していって、テンポもリズムも一切変わらず、どんどん楽器が増えて、音量が大きくなっていって、16分間ほどずーっとそれが続いて、ずどどどどどんっっっつって終わる、そういう曲なんですが...
肝心のメロディーが、詰まる出遅れるこける間違える、どの楽器もさんざんの出来で。
でまぁ、指揮者Tonu Kalam教授、メールで曰く...以下抜粋...
Last night's reading of Bolero was not an auspicious occasion in the history of our ensemble.
[幸先のよくない始まりだったぞ]
Many of the soloists were ill-prepared and made elementary rhythmic errors.
[ソリスト(この場合メロディー担当者)、ぜんっぜん準備できてないし、基本的なとこでリズムとちるし]
The accompanying parts require a very different kind of concentration
[伴奏はまた別の気ぃ使わなきゃいかんのだぞ]
Please take your tasks in this piece seriously. It will not require much rehearsal time if you are all better prepared.
[頼むからしっかりしてくれやぁ。ちゃんとやれば、リハーサルにそんなに時間食わないだから。]
...いやぁわかるわかる、まったくそのとおり。そのとおりだけに、もう、おっかしくておっかしくて...
わたしゃ基本的にお客さんだし、そもそもViolaパートは伴奏ばっかりだし、けらけら笑いながら見てられるもんで。
Tonuがイラつくのは、わかる、非常によくわかる...まったくもってメールの通り...
だって、この曲、
指揮者はろくすっぽなーんもやれることないもん
学生さんたちの頑張りに期待いたしませう(笑)