毎度おんなじグチを言ってるようですけどもね...

雨、嫌い。写真撮れないから。
少々の雨ならなんとかするし、土砂降りならあきらめもするんですが、そのどっちでもないんです。
小糠雨。
霧雨のもっとこまかいやつ、っていうんでしょうかね...空気中に、キリだのモヤだのよりも、もうちっとだけ「水」であることを主張してる粒子が漂ってるっていうんでしょうか。とにかくなにしろ、傘というものが、いっさいなんの役にも立たない。四方八方東西南北左右上下、全部の方向に、水が浮遊してるんですから。落ちてくるものを途中で弾けばおっけぇ、なんていう単純な発想じゃ、どうにもならんです。
こんなときにカメラ持ち出そうもんなら、たとえ防塵防滴のボディであろうと、無事に済むとは思えません。まるごとじゃっぽんと池に浸けちゃった、よりも、もっと湿気りそうな気がするです。じゃっぽんなら、一瞬で引き上げてしかるべき処置すれば救われそう。この湿気の海の中で撮影するとなると...その侵入を防ぐ技術なんて、世にないんじゃなかろうかってなもんで(^^;
まぁそんなこといわずとも、このキリだかモヤだか小糠雨だかの中じゃ、


撮ったってなに撮ってるかわかんない


...だから、雨、嫌いです。




さて、「毎度おんなじグチ」ってのはそのことじゃなくて、


きみたちねぇ、練習してきなさいって

これでございます。

なんのかのいってるうちに、来週火曜が本番でございます。UNC Symphony Orchestraの年間活動予定がどういったコンセプトの元に策定されてるか、よくは知らないんですが、厳然として来週火曜日12月6日が本番、でございます。
そーだよ練習開始から一ヶ月と少し、リハーサル9回で本番だよ。リハーサルは、今度の水曜と来週月曜の2回を残すのみ、だ。ていうかリハーサルってのは、当然全員参加の合わせのリハーサルなわけで、個人練習とは別の次元のものだからね...
あと一週間だぞ、きみたち。
本日のリハーサルで、初めから終わりまで通すはずだった「アパラチアの春」が途中三回も止まったのは、あれはねぇ、
要するに練習不足と理解不足のせいで、
出をとちったりリズムをミスったりってぇ事故があいついで、
その事故がさらに事故を呼び、
ついには楽曲そのものが崩壊して続けられなくなった、という、
ありがちっちゃぁ、あまりにもありがちなことなんだけど...それにしたって、本番一週間前で三回止まるってのは、ないぞ。君ら仮にも、音楽専攻生だろべさ。

我がパートナーJenniferは、
「まぁねぇ、学生さんが主役なんだし...やらせとくしかないわよ」
って達観したことをいうんですけどね。そらまぁそのとおり、なんだけど...

やりたくてやりたくてしょうがなくてやってる側からすると、もったいないったらありゃしない。

君らねぇ、「アパラチアの春」、だぞ...ちゃんと練習して、不安取り除いてからリハーサルに来てごらんよ...この曲を演奏できることが、どれだけ素晴らしい体験であることか...
練習不足でこわごわ弾くだけ、周りの音なんか聞こえちゃいない、自分がどんな音楽に関わってるかわかっちゃいないなんて状態じゃ、ほんっとにもったいないよ...


若いやつは、下手すると三日でも大化けするからな。直前の奇跡に、期待しておこう。
南無。