ステージ、だ...

本日および来週月曜は、本番と同じステージでのリハーサル。今回は短く軽いコンサートなんで、大ホールじゃなく、UNC音楽学部の講堂でのコンサートなんですが...
なにはともあれ、とにかくともかく...
ステージ、だ...
舞台だ舞台だ、6年ぶりだ...

や〜、帰ってきたんだなぁこの世界に。

講堂とはいうものの、そこは一応は音楽専門棟のこと、そこそこの音響には作ってあります。例によってほぼ一番乗りで到着し、まずこの写真あたりを撮っておいて、おもむろに音出し...
うぁぁ、このエコー... ... ...


響きすぎやがな。


反響しすぎるってのは、音全体がもわもわになりすぎて、客席はともかく弾いてる我々にしてからが、お互いに聴き合うなんてことができなくなるんで、決して好ましいことじゃないんです。通称"お風呂"といいまして、楽隊としてはかなり嫌われる造りなんですが...
まぁ、その"お風呂"に、近い。
でもいいです、なんだって。間違いなく舞台の響きです、これは。や〜もぉ、生まれ故郷に帰ったようなもんですわまったくのところ。


幸せざんす...。


ただしこの舞台、狭い。
写真だとわからんでしょうけれど、オーケストラピット*1よりちょっとまし、程度。viola末席の私は、トランペットの横で弾くことになります。
あのぅ普通はね、管楽器打楽器は、ステージの後ろのほうを一段二段三段と高くしましてね(これを雛壇と呼びます)、そこに乗っかるもんですが...んなので、弦楽器と管打楽器は同じ平面にはいない、んですけどね。普通は。
このステージだと、面積的に、そういう余裕も、ない。もうとにかく、平面にぎゅうっと詰め込んだ配置になってます。
本来空間的に分離配置されるべき楽器が、そんな調子で並ぶってことは...はい、音だって同じこと。まとまりがよすぎる、さっぱり分離しない、もっこもこの音になるわけです。
第一、アンサンブルがしづらいったらないぞ。弦楽器のアンサンブルを意識しようとしてるのに、violaとviolinの間が、管楽器で分断されてるんだもん。


ま、なんとかしますけど(^^) はぁ、もうすぐ今の曲は終わってしまうんだなぁ...

*1:バレエとかで、舞台の前の狭っちい暗がりにオーケストラが詰め込まれるでしょ、あれです