ちょっと残念...

昨夜のことですが、Brittenのセレナーデを振る指揮者の Dave に、長文のメールを送りました。ぼちぼち本番が近いわけで、私が気づいてるポイントだけでも、整理して伝えておこうと。
で、きょうのオーケストラリハーサルのあとで話したんですが(彼はオーケストラではコントラバスを弾いてる)、



むむむむむぅ。



彼は、私のメールの中身は全部わかったと言ってくれてます。英語としては、とりあえず伝わってるらしい。
しかしながら、どうもこぉ...実際の指揮ぶりや音楽の作り方になると、私が伝えたかったことの半分までもいかない...



当たり前です、日本語でもムリです。すでに英語の話じゃないんですな、これは。音楽を語る、なかんずく、音楽の作り方を語るという、それ自体すでに、とんでもなく困難な話...早い話が、わかる人にはなにも言わんでも伝わるけどわかんない人には百万言費やしたってわからない、と、そういう次元の話になっちゃってるわけで。

Daveは...んー、ちょっと指揮者としては厳しいかもなぁ。そもそも、あれだけ素晴らしいTonuについて勉強して、彼の指揮でオーケストラで演奏までしていながら、Dave自身の指揮振りがああだ、ということは...んむ、残念ながら非常に厳しい...

一方で、我がパートナー Jennyとは、なぁんも口に出さなくてもびびっと伝わって、おんなじ歌い方ができちゃうわけで...そういうことがあるだけに、言葉の問題ではなく、伝わる/伝わらないの難しさってのは、幾つになっても変わらんもんだなぁ、と。

それでも、音楽構築のどこかの段階で、ちっとはお役に立てた、らしい。Dave本人がそういってるだけで、問題は本番がどうなるか、なんですけどもね。

まぁまぁまぁ、がんばろがんばろう。