炊飯器レポ。

6/9、土曜日。
札幌ヨドバシ3F、炊飯器売り場の前にコーナーが設えてありまして、四台の炊飯器に説明員のねぇさまが一人。
私がついたのは15時ごろで、他に一組夫婦者(と思われる)お客さんがついてただけ。印象としてはかなり閑散としておりました。


食べ比べとしては、それぞれのお釜の中に炊いたご飯が入ってまして、それを適宜一口大に丸めてラップで包んだものが用意されるという。
試食されて減った分だけをお釜から出して団子作って補充ってスタイルで、保温は切ってありまして、すべて常温冷や飯。
各機での飯団子を二つずつ食い比べました。二巡したってことです。


評価基準はその食い比べだけでして、炊き立ての状態はわかりません。内釜の重さその他についても、スペックあたりから判断くだされたく。


で、食い比べの印象評価としましては、


▼三菱電機「NJ-WS10-K(漆黒) Wclass 本炭釜」(本炭釜、¥84,800)
 >>▼タイガー「JKF-B100-CU(アーバンベージュ) 炊きたて」(土鍋、¥40,400)
     >>>>>▼ナショナル「SR-SW101-W(ホワイト)」(高温スチーム包み炊き、¥72,800)
             ▼象印「NP-JA10-XJ(ステンレスブラウン) 極め炊き」(真空かまどコンパクト、¥35,500)


てな結果でございます。


三菱のは、とにかく、米の粒立ちが違いました。しっかりしてるの。硬いんじゃなくて。
そのぶん、口の中でのほぐれがよいです。で、一粒ごとの味が、ぜんっぜん外に漏れ出してない...旨みがぎゅわっと詰まってて、噛んだらはじけ出てくる感覚。これは正直、欲しいと思いましたです。
タイガーのが、炊飯の傾向としては三菱に近くて、美味しいんだけど...同じ傾向だけに、レベルが及んでないのが如実。とはいえ、CP考えると狙い目かも。
最下位になっちゃった象印のは、まずいわけじゃないんですが、普通でした。普通を極めてるってところか。もちねばっとした感触はいいんだけど、そこらによくある味にしか感じられなくて。
で、ナショナルのは、その象印と大差ない印象のくせにこの値段かよと、個人的には一番のダメ、でございました。


でね、

三菱、いいんだけど、いかんせんこのお値段です。
素人考えながら、あの粒立ちをもたらしてるのは、「本炭」よりもむしろ...


7.5mm厚の釜底中央に熱をたくわえて大きな泡を次々と沸き立たせる「激沸騰」(上記リンク先より)
ではないかと思うわけで(もらってきた紙のカタログをつらつら見ても、どうもそんな印象)。


であれば、
通販生活のみ扱ってる、
圧力沸騰炊飯器「かまど味」(10回かきまぜ大沸騰、¥36,800)

というのも、なんかこう、よさげに思えたりするのです。
実は今回の炊飯器ばなし、これがそもそも発端だったりします。


東京店だと、実演販売やってますねぇ(←pdfです)。大阪・横濱でやってるかどうか、知らん。札幌にはそもそも、店舗がない。



なので、さてウチがどうするかはまだだいぶん検討の余地があるんですが...なにしろ、
いや食ってみなきゃわからんですな。あれほどの違いが感じ取れるとは思ってませんでした。三菱、旨かった...。


まぁその、納得してお金使いたいなと、そういうことでございました。以上。