到着。


Olympus ME-1、さきほど到来。時間的に実戦配備は明日以降なんですが、室内およびベランダからの試しで、じゅうぶんに感触はつかめましたんで、ささっとお話しちゃいます。

まず結論から。

これ、買いですっっっ

倍率はDK-17Mと同じく1.2倍。なので、得られるファインダ像の大きさは、これまでと変わらず。視野の端まで歪みや片ボケもなく、マグニファインダーとしての基本機能は、DK-17Mに何一つ劣りません。
とりあえず、装着写真。

ご覧のとおり、ファインダ基部とのマッチングも悪くありません。視度調整ノブがいじりにくくなりますが、これは見ようによっては改善ですし、問題なし。
ちなみに視度調整度合い。私の場合、DK-17Mのときはマイナス側いっぱいいっぱいまでスライドしてたんですが、ME-1の場合、それだと情報表示がボケました。なので、若干プラス側に戻してちょうどいい、という状態です。肝心の撮像の見え方は、まったく問題なし。

しかしながら、ケラレの程度は違います。メガネっこの私には、こういうアイテムでのケラレはもはや宿命で...DK-17Mでも、多少はケラレるけれど絵作りはじゅうぶんできるっていう判断でした。
ME-1は...
やや、ではありますが、ケラレが少ないです(^^)
カメラと目の微妙な平行移動なんてことをやらずとも、全視野、なんとか見渡せます。これは大きい、非常にとてもおおきい。
考えてみれば当然で、ファインダとの距離が違うんですね...

左がME-1、右がDK-17M(ゴムなし)+(自分で削った)純正角型アイピースアダプタ。高さにこれだけの違いがある...つまりME-1の方が目が近いわけで、似たような条件ならば、近い方がケラレにくいでしょう、ということで。
造りが異なるもの同士ですからそれほど単純ではないんですが、若干ながらケラレに差があることはたしかです。で、"若干"違えばそれでじゅうぶん、喜ばしいこと、でございます。

正面(?)比較としてはこんな具合。DK-17Mと比較して、覗き窓としての小ささは、だいじょぶなのかなぁとやや不安になりますが...これで必要かつじゅうぶんなんですね。
DK-17Mの繊細な質感も悪くないんですが...ME-1の腰の低い安定感は貴重です。カメラへはかなり固めに、ばちっとはまります。外すのに一苦労するくらい。バッグへの出し入れ、レンズ交換時などなど、DK-17Mはかなり気を使ってきましたが*1、今後はかなり楽になりそうです。ゴムも、取ろうったって取れませんし。


マクロと鳥撮りでMFを多用する私には、もはやマグニファインダは手放せないものになってます。DK-17Mもよかったんですが、やはり強度的な不安もあり...今後はME-1つけっぱなしが確定でございます。やー、嬉しい嬉しい。
ちなみに米アマゾンで20%引き。少々在庫不足気味のようで、1/27朝に発注して、本日午後の到着...丸六日間、かかりました。
D70のグレードアップとして、非常に手軽ですし...効果ははっきりしてるし、デメリットがほとんど、ない。値段だけの価値は確実にあるし、そもそもたいした値段ではない、ということで...

是非、お薦めです。

*1:それでもゴムなくしたわけですが